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趣味の世界を中心に、私taipaが日々思うことを述べていきます。

下板場峠、さらに鴇田峠を越える 四十四番大宝寺(その5)

ところで、今回新調したものの中で大変役に立ったのは、モンベルの折り畳み傘だった。折り畳み傘は歩き遍路の必需品で、特に菅笠を使わない私にとって重要な備品である。

ところが、過去に藤井寺で1度、土佐佐賀で1度、あまりの大雨で折り畳み傘が壊れて役に立たなくなってしまった。特に土佐佐賀の時には、傘の裏から水滴が漏れた上に、強風で柄が折れて使い物にならなくなったという苦い経験があった。

そこで今回、軽くて丈夫な折り畳み傘はないか探したところ、amazonでモンベルの登山用折り畳み傘を見つけたのである。税込で5000円以上と安くはないけれども、本体重量150gとたいへん軽い上、モンベルであれば登山での使用を想定しているから大雨大風への対応力もすぐれているはずである。実際、かなりの強風にあおられても裏返ることはほとんどなかったし、裏側から水が漏るということも皆無であった。

そのモンベル折り畳み傘が最高に活躍したのがこれから登るところの鴇田峠(ひわだとうげ)であった。上畦々(かみうねうね)集落の最後の家は道端で畑をやっていたのでおそらく住んでいると思われたが、そこから奥はいよいよ山だった。

まだ車道になっているのは農業用の車が通るからのようで、実際に軽トラが止まっていた。網で入れないようにしてあり中は木が組み合わされてずっと続いていたので、椎茸か何かの栽培であろう。その奥でいよいよ舗装がなくなり、車は入れない本当の登山道になっている。

分岐のところに、例の遍路道の石柱が立っている。行先案内もあって、大宝寺まで7.8kmと書いてある。まだ2時だから平地であれば4時には着く距離であるが、もちろんそんなに生易しいものではあるまい。それでも、案外と距離が縮まった。そして、一つめの下板場峠まではもちろん登り坂なのだが、そこそこ道幅もあって地盤もよく、例の仏木寺の「四国のみち」よりずっと歩きやすい道であった。

ひとしきり登って舗装道路にぶつかると、そこが下板場峠であった。午後2時到着。標高570mということだから、房総のどの山よりも高く登ってきたということになる。ここが市町村境界で、そこから先は久万高原町となり、下に伸びているのは舗装道路だけである。遍路地図を確認すると、峠から麓の集落まではこの県道が唯一の経路なのであった。

下板場峠まではずいぶん山奥という印象だったのだが、久万高原町に入るとすぐに民家が現われた。家も比較的最近建てられたもので、急に時代が40~50年新しくなったような気がした。

15分ほど歩くと麓の集落に出る。ここから県道は大きく迂回して久万高原町に向かうが、直行する峠越えが鴇田峠まで2.2km、などという表示を見てしまっては、もう峠越えをするしかない。苦しいのはあと少しである。

まず、「四国のみち」の案内図にあったところの鴇田峠登山道休憩所を目指す。ところが、麓から1.8kmというので大したことはないと高をくくっていたら、すぐに登り坂が始まってなかなか進まない。しばらく歩いたら道端に私設の屋根付き遍路休憩所があったので、ひと息つかせていただく。

大変しっかり作ってある休憩所で、屋根が大きく、座っている分には雨が当たらない。たいへんありがたい休憩所であった。ちなみに、しばらく先にある「四国のみち」休憩所は雨ざらしだったので、こういう天気の時はゆっくり休むことはできない。

14時45分出発。私設休憩所から先はいよいよ厳しい登り坂である。とはいえ、まだ本当の登山道という訳ではない。1kmほど先の登山道休憩所からは、いよいよ本当の登山道になった。大雨の中、峠を越えようとしている人は自分以外には見当たらない。たいへん心細いけれども、道標にあった「鴇田峠 0.9km」を心の支えにして歩く。

(この項続く)

p.s. 「四国札所歩き遍路」のバックナンバーはこちら。モバイルフレンドリー対応済。


一つ目の峠越え、下板場峠への登山道入口。石柱が汚れて見えるのは、「鴇田峠」の下に「下板場峠」と板が貼ってるため。


ひとしきり登山道を登ると下板場峠で車道と合流する。ここから久万高原町で、ここからは舗装道路を下る。


下板場峠と鴇田峠の間にある私設の遍路休憩所。屋根のある休憩所はここしかありません。

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以前、China方面からの大量のスパムに占領されてしまった苦い経験があり、コメント欄は数日間のみopenにしています。

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