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趣味の世界を中心に、私taipaが日々思うことを述べていきます。

四国札所歩き遍路 番外霊場龍光院(その1)

朝になった。真夜中すぎからほとんど眠れなかったのだが、時間になれば起きなくてはならない。靴下を履いて寝たので、足の傷でシーツを汚すようなことはなかったのは何よりであった。前日に、「朝は6時に用意しますから」と言われていて、階下からは食事を用意する音が聞こえてくる。外は雨。5時台の天気予報でも、1日雨と言っている。

計画では、津島から満願寺まで行き、そこから宇和島まで遍路道を歩くことにしていた。これだと宇和島に直行するより3時間近く多くかかることが予想されたが、ホテルに食事が付いていないので到着が遅れても問題はないし、別格札所の龍光院は翌朝一番で行けばいいと考えていたのである。

満願寺は八十八札所ではないが、篠山から下りてくる道と観自在寺から直行する道が合流する場所にあり、真念「道指南」でも、収益は満願寺の復興に充てたいとわざわざ指定しているほど気にかけていた霊場である。なんとかして行きたかったのだが、1日雨、それも大雨が降る予報の上に、足の状態が悪いのでは断念せざるを得ない。

天気予報を見ていたら、「食事の用意ができました」と声がかかった。下の座敷に下りて行くとTVがついていて、いままさに見ていた天気予報であった。朝食はご飯、味噌汁に海苔、目刺し、納豆、梅干し、それと小鉢に切干し大根、きんぴらごぼうとひじきの煮物が付いた純和風の豪勢なもので、ご飯はおかわりしていただいた。

右足親指はバンドエイドの上にテーピング、左足にはマメ用の絆創膏を3つ貼ったら予備がなくなった。満願寺に寄らない代わりに、ドラッグストアでいろいろ買わなければならない。宇和島まで行けばあるだろうが、それまで足がもてばいいけれど。

左右とも靴下は2枚重ねにしてみたら、少しクッションが効いて歩きやすくなった。一日雨の予想なので、上下ともモンベルのレインウェア、リュックカバーは最初から付けて、ストックも畳んでリュックの横ポケットにしまう。朝から傘を差して、7時前にスタートする。

「あいにくの天気ですね」「山には行かずに国道で行くことにします」と宿のおばさんと挨拶して出発。亀屋旅館は峠道への遍路道の入口にあるのだが、国道を歩くので再び役場まで戻らなければならない。役場の前が旭屋で、いまも看板が掲げられているが民宿は営業していない。柏坂という遍路宿もあったらしいが、こちらも数年前に廃業してしまった。

だから柏集落に唯一残っている亀屋旅館にはがんばってほしいものだが、歩き遍路そのものが減っているのと、宿毛・宇和島間には頻繁にバスが走っているため、どうしてもそれらの街に泊まることになってしまう。難しいところである。

そんなことを考えながら役場の先から坂道を登って行く。国道なので㌔ポストがある。松山まで125km、宇和島まで32kmと書いてある。天候がよくないだけに、歩いている場所の見当がつくのはありがたいことである。ともかく、この日のうちに宇和島まで行かなければならないし、今回の区切り打ちの最終到達地は松山である。

坂を登り切ったところがトンネルで、ここには車用と歩行者用の2つのトンネルがあった。歩行者用のトンネルには内海ふれあいトンネルと銘がある。

1992年8月の竣工、全長915m、直線なので出口が見える。歩行者専用のためか高さがそれほどなく、換気もよくない。歩いているうちに汗が噴き出してくるほど暑いけれど、贅沢は言えない。外は大雨なのにトンネルの中は傘を差さずに歩くことができるのだ。

内海ふれあいトンネルを出ると、しばらくは左手に海という海岸沿いの道が続く。雨が激しいので景色を楽しむゆとりがないのが残念だが、足の方はとりあえず小康状態を保っている。左足のマメは靴下2枚重ねが効いたのかほとんど当たらないし、右足もテーピングで固定しているのでここまでのところ痛みはない。だが、まだ先は長い。宇和島までは30km近くある。

1時間ちょっと歩いて、鳥越トンネルの前で小休止。ここにはバス待合所があって、トタンで上下左右を囲ってありベンチも置いてある。バスの時刻表をみると15分くらい先だったので、わずかの間雨宿りさせていただく。

リュックを置いて近くの自販機でペットボトルを補充し、遍路地図でこの先のルートを確認する。津島の少し前、鴨田に休憩所マークがあるが、そこまでの間6~7kmは何もマークがない。休める場所がないかもしれない。

(この項続く)

p.s. 四国札所歩き遍路のバックナンバーはこちら。モバイルフレンドリー対応済。


国道56号柏交差点付近。左の青い建物が旧・旭屋旅館、右が愛南町役場内海支所。峠越えが本来のへんろ道だが、雨降りなので国道を進むことにした。


ひとしきり坂道を登ると、車道とは別に歩行者用のトンネル「内海ふれあいトンネル」がある。雨の日にはたいへんありがたい。


内海ふれあいトンネルを過ぎると、左に海を望む風景が続く。雨降りでゆっくり景色を楽しめなかったのは残念。

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