Go Down Gamblin' Blog

趣味の世界を中心に、私taipaが日々思うことを述べていきます。

SUPERBOWL LII 展望

Superbowl LII(2/4、ミネアポリス・USバンクスタジアム)
   フィラデルフィア・イーグルス(NFC)+4.5/+160
Oニューイングランド・ペイトリオッツ(AFC)-4.5/-180

13年前の2004年シーズンと同じ組み合わせ、ペイトリオッツとイーグルスのSuperbowlとなった。NEは13年前も今もブレイディ&ベリチックで、Superbowl連覇と4年間で3度目の制覇がかかるというところまで同じ。一方のイーグルスは当時マクナブ&アンディ・リードで、現在のHCピーダーソンはリード人脈だが、2004年当時まだイーグルスにはいなかった。

オッズはNEの-5.5/-240でスタートし、イーグルスがやや差を詰めている。それでも4.5の差は大きいというべきで、NEを買うならばP/SよりもM/Lの方が彼らのゲーム運びに合致している。もともとベリチックは3点差でも勝てばいいという考え方のHCだからだ。

ゲームの鍵を握るのは、イーグルスのDCジム・シュワルツではないかと思っている。平均喪失ヤード306.5、平均失点18.4のイーグルスディフェンスが、平均獲得ヤード394.2、平均得点28.6のペイトリオッツオフェンスをどこまで食い止められるか。思うに3TD以下に食い止めればチャンスはあるが、それ以上取られるとなかなか厳しいだろう。

ただし、プレイオフの2戦がホームゲームであったことを考えると、3TDというのは微妙なところである。ファルコンズ戦は寒冷地のアウトドアでロースコアリングゲームだったし、ヴァイキングスのQBはキーナムであった。インドアの人工芝ということになると、相手がグラウンドコンディションに苦しめられることがないだけに、先週までのようにいくかどうか。

かたやペイトリオッツ、ブレイディの左手負傷に加え、ChampionshipでグロンコウスキーがConcussionで退場、1月末現在Questionableである。体の負傷であれば無理しても出て来るだろうが、Concussionの場合はプロトコルに従って判断されるだけに予断は許さない。グロンクは、頭は打たなくても当日朝の食事は覚えていないような気がするが。

試合途中にグロンコウスキーが退場するという事態があっても3TDとFGで24点取れるのだからさすがペイトリオッツというところだが、こちらもホームであったことを忘れてはならない。足元が万全ならイーグルスのランも出るので、取った分だけ取られるペイトリオッツディフェンスの出来如何によっては、点の取り合いでイーグルスに引けを取るケースもないとはいえない。

この点でたいへん心強いのは、ジェームズ・ハリソンの存在である。PITのベンチをあたためていたシーズン序盤とは打って変わり、ランストップにパスラッシュに大活躍である。プレイオフに向けて体力を温存していたのかと思うくらいである。ハリソンといえば2008年シーズン、自軍エンドゾーンからの100yINTリターンTDが何と言っても印象に残るが、ハリソン自身あれ以来のSuperbowlとなる。

そうした諸々の要素はあるが、私がイーグルスを推さない最大の理由は、ピーダーソンHCの大局観にある。今回のSuperbowlにもしウェンツが出場できていたら、新旧QB対決でどれほど盛り上がったかと思うと、ピーダーソンHCの采配は失策以上のものである。なぜ、Must Winでもないシーホークス戦、ラムズ戦でウェンツをわざわざエンドゾーン前で走らせたのか。

その週の予想記事にも書いたが、ああいうことをしていいQBはSuperbowl級ではニュートンだけであって、MVP候補にも挙げられるパサーにああいうプレイをさせる指揮官というのは信じがたい。ラッセル・ウィルソンだって完全に裏をかいてノーマークの時しかあれはやらない。マリオタやボートルズはたいしたパサーではないからできるのだ。

もちろん、優れたHCが勝つのではなく勝ったから優れたHCといえるのだが、ああいうプレイを許しているHCが頂点に君臨するというのは、首をひねる以上のものがある。バックアップQBがSuperbowlに出てきた例としてここ10年ではカート・ワナー(カーディナルス在籍時)とキャパニックがいるが、彼らは正QBの不調でシーズン途中から繰り上がったので事情が違う。

(そもそも2001年のブレイディがバックアップからの昇格であるが、ブレッドソーの負傷の事情はウェンツとは違うし、若いQBが正QBの負傷で出番が早くなったというだけである。)

ペイトリオッツの連覇を応援するが、ベリチックが4点差にこだわるとは思えないのでM/L中心に。
 
p.s. NFL10年間の星取表など、関連記事はこちら

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コメント

1. 無題

今年も1年間予想を楽しませていただき
ありがとうございました。

AFCは割りと順当にペイトリオッツ。TAIPAさんのコメント

「ジャガーズに勝てるイメージがない」は
激しく同意していたらまさか45点取って勝つとは
夢にも思いませんでした。

対して波乱万丈のNFC
(結果的には第1シード勝ち抜けですが)

ラストプレイで2ヤードが取れなかったファルコンズ。
9割方勝っていた試合を落としたセインツ。
(個人的にはライアンVSブリーズを見たかった)
で、セミファイナルで予想できないほどの大差勝ちした
イーグルスが勝ち抜け。


「平均得点28.6のペイトリオッツオフェンスをどこまで食い止められるか。思うに3TD以下に食い止めればチャンスはあるが、それ以上取られるとなかなか厳しいだろう。」

この部分も激しく同意します。
イーグルスのDFが強いとは言えべりチックが無策で試合に
臨む訳はないので17~24点は取られるものと仮定します。
(ジャガーズもパスインターフェア狙いに捕まったし。)

楽しみなのはイーグルスのランパスオプションに
対してのペイトリオッツの守備。
対バイキングス戦では有効な攻撃だと思っていますが
これもベリチックが無策で臨む訳ないので
対応策を出してくるものと予想します。

イーグルスが2TD2FG取れればハンデ-4.5を入れても何とかなるので
私はイーグルス乗りです。
しかしイーグルスの攻撃が巧くいかないと意外と
大差負けしてもおかしくないと思います。


今年は会社なので家に戻ってのBSを楽しみにしています。

2. 無題

 2年連続10回目のAFC王者ペイトリオッツに対して、13年ぶり3回目のNFC優勝のイーグルス。13年前のスーパーボウルでペイトリオッツに敗れているイーグルスの雪辱なるかというのが注目点ですが、総合力を比べるとやはりペイトリオッツの優位は動かないでしょう。
 イーグルスが勝つにはロースコアゲームに持ち込むのが大前提だと思います。もし、大量点を奪われてしまうと大凡戦になってしまうかもしれません。

 私はイーグルスが番狂わせを起こして初優勝という展開を期待しています。正直、近年はペイトリオッツが強すぎてAFCはおろかNFL全体に閉塞感が漂っている感じがするからです。そろそろ新しい風が吹いてもいい頃でしょう。

3. コメントありがとうございます

ご愛読いただき、ありがとうございます。Superbowlまであと24時間、いよいよ間近で盛り上がっているというよりも、グロンコウスキーの出場が確定して、現地もアレックス・スミスのトレードやカズンズのFAに関心が移っているような気がします。NE強すぎというところでしょうか。

>> Saitoh さん

ごぶさたしております。お元気でお過ごしでしょうか。

実は昨年の大逆転もLiveで見ていないので、時間差なしで見るのは久しぶりです。ふりかえってみるとマクナブやヴィックが活躍した2004年から、13年も経っていました。あと13年経つと70代半ば。月日のたつのは本当に早いです。

この間も山で足が攣って、Saitohさんの「水分が足りないからです」を思い出しました。冬は水気をとらないので、かえって攣りやすくなるようです。気をつけなくては。

PHI+4.5は確かに狙い目だと思います。NE圧倒的有利とされていますが、過去のSuperbowlでも楽勝したことはないんですよね。去年はやっとこさ逆転だし、SEA戦はINTで命拾い、2000年代初めはほとんどヴィナティエリの決勝FGでしたしね。それで私はM/Lにしました。当日は楽しみましょう。

>> ビートル さん

コメントありがとうございます。これだけNE有利な条件が揃うと、かえってPHIという気がしてしまうのは私も同じです。

これからあと何年NFLを見ることができるか分かりませんが(w)、20年間で8回Superbowlに出て、うち5回か6回は制覇して、それも同じHCとQBというのは、もう二度と見られないと思います。ロジャースもブリーズも歴史に残るQBですが、Superbowlは一回しか勝っていません。

その意味で、今回ウェンツが無事に出て来れれば本当に面白かったと思うのですが、返す返すも残念です。PHIにはぜひ食い下がってほしいと思います。ではでは。

4. イーグルス優勝おめでとうございます

予想は大外れ、イーグルスが点の取り合いを制してSuperbowl初制覇でした。

2分15秒残してNEの攻撃では、最後にきっちり逆転して3点差かと思ったら、この試合唯一のサックからファンブルフォースが飛び出しました。

残り5分切ってからサイドライン出たり、ランを使わずパスしたり、イーグルスの攻撃は首をひねるものだったのですが(あそこでTD取るより、時間つぶして逆転FGで十分)、そういうチェスマッチにしなかったところがピーダーソンHCということなのでしょう。ベリチックとしては、最後に攻撃が回って来れば一度逆転されても構わないと思ったはずなのですが、妙に裏をかかれてしまったというべきでしょうか。

とはいえ、取った分だけ取られるディフェンスはかつてのセインツを見ているようで、来シーズンに向けて修正が必要でしょう。予想が外れたから言うのではないですが、手に汗握る白熱の攻防戦ということではなかったのは少し残念です。

せっかくLiveで見たのに、予想通りいかないのはくやしいですね。イーグルスの優勝をシーズン前に当てると51倍、一応「△」にはしてあったのですが、ペイトリオッツは「O」だからなあ。ではまた来シーズンに。

5. イーグルス初優勝

 今年のスーパーボウルはイーグルスが大番狂わせでペイトリオッツに勝利。大激闘の末、悲願の初優勝となりました。「イーグルスが勝つにはロースコアの接戦に持ち込むしかない」と思っていましたが、予想を覆すオフェンスマッチが繰り広げられて驚きました。何でも双方獲得ヤードの合計がNFLの歴史上いかなる試合よりも多かったとか。

 それにしても負けはしたけどペイトリオッツのブレイディはやはりすごかった。個人的には勝敗に関係なくMVPに選出しても良かったと思います。彼はやはり不世出の選手ですね。

 これでNFLにも新しい風が吹くでしょう(ビルズとかジャガーズとか復活しましたし)。来年も面白いNFLを期待しています(なお、今季16連敗のブラウンズには頑張ってほしい)。

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当時から使っているので、昔の知り合いの方が分かるように引き続き使用しています。
以前、China方面からの大量のスパムに占領されてしまった苦い経験があり、コメント欄は数日間のみopenにしています。

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