Go Down Gamblin' Blog

趣味の世界を中心に、私taipaが日々思うことを述べていきます。

鐘ヶ嶽方面へのマイナールートに謎の東屋 梅ノ木尾根から広沢寺(後編)

大沢分岐後の凶悪な急傾斜を何とかクリアして、ようやく緩斜面になった。そろそろお昼が近いので、どこか休めるところはないかなと思っていたら、突然、木の間から屋根が見えた。なんと、こんなマイナールートの途中に、東屋があったのである。

近づいてみると、すぐそばに「←大山」「鐘ヶ嶽→」の行先標示もあり、東屋は古くなっているものの、まわりは草が短く刈られていて放置されていた訳ではないようだ。ただ、異様なのはテーブルの上に乗った一升瓶であった。このあたり、何ヵ所かで伐採されたばかりの木が転がっていたので、あるいは林業関係者が休憩場所として使っているのかもしれない。

せっかく日当りもいいことだし、ここでお昼休憩を取らせていただく。この日はEPIガスとインスタントラーメンを用意して、みそラーメンを作った。風が強いのとガスの残りが少なかったせいかお湯の沸きが甘く、5分以上煮なくてはならなかったが、久しぶりの山での調理(というほどのものでもないが)であった。

この日は平野部では20℃を超える暖かい日で、麓の方では暑いくらいだったのだが、標高を上げるとともに風が時折強く吹いて、体感温度はやや低かった。この東屋もGPSでは標高662mあったので、日差しはあるのだけれど風を遮るものがなくちょっと寒かった。

ともあれ、30分休んで12時10分に出発。ここから弁天御髪尾根の分岐まで、15分か20分、多く見積もっても30分あれば楽に着くだろうと思ったが、例によってそんなに甘くはなかった。標高としては東屋も弁天御髪分岐もたいして変わらないのだが、途中に小さなピークが4つも5つもあり、その登り下りが楽ではないのである。結局35分かかった。

その途中には、すりばち広場というぽっかり日が差す窪地のような場所があったり、木の間から遠く相模湾まで望める展望広場があったりして、弁天御髪尾根もそうだが、かなり手間をかけて登山道を整備した形跡が残っている。おそらく麓にある七沢弁天の森キャンプ場を作った時ではないかと思う。

このキャンプ場は厚木市の施設で、例によってバブル期に建設され、バンガロー、キャンプサイト等が整備されていた。しかし、これも例によって事業仕分けで「不要」とされ、台風被害もあって現在も休止されたままである。税金でやっているから周辺整備にもおカネがかかっていて、鐘ヶ嶽から大山に至るルートや梅ノ木尾根・弁天御髪尾根には案内表示がたくさんある。
 
しかし月日が経ち、多くのものは再び土に還りつつある。弁天御髪分岐は、1年前に来た時には「見晴広場」の立札が立ち、大山方面・弁天広場方面の案内表示もあったはずなのだが(だから間違えたのだ)、今回来てみると、ただ尾根の分岐に標識柱が立っているだけであった。そのあたりに転がっている木片を裏返して見ると、「見晴広場」のペンキが薄く残っているのが見える。おそらく長年の風雨で崩壊してしまったのだろう。

もっとも、この日大沢分岐から下りてきた時間は休憩時間を除くと約1時間で、登りであれば1時間20分ほどみなくてはならない。その時は山ノ神から分岐まで約40分かかっているから、合計すると2時間、目的地であったクアハウスまでさらに2時間とみると到着は午後3時頃になり、弁天御髪尾根経由七沢荘の午後2時よりさらに時間がかるところであった。

少し寂しく思いながら弁天御髪分岐を後にする。ここからは前回登ってきた急傾斜なので見覚えのある道だが、わずかの間に標高差300mほど下るので傾斜は半端ではない。崩壊した鹿柵沿いに急傾斜を下って行く。

一息ついたあたりで、前方になだらかな尾根道がある。そちらの方が楽そうだったが、鐘ヶ嶽方面は急傾斜の坂を指示している。やむなく指示に従って急坂を選んだのだが、帰って調べてみると尾根道の方も電子国土に載っていて、そちらを通った方が広沢寺方面にショートカットできたので、後からくやしい思いをした。

くやしいといえば、山ノ神分岐で広沢寺に向かう道が2つに分かれている。そのうち「らくらくコース」と書いてある道を選んだのだけれど、これがまた大変な遠回りで、道も斜めっていて「らくらく」ではなかった。次回来ることがあれば、ぜひ近道ルートをとることにしたい。
 
山ノ神隧道の出口に広沢寺温泉1.8km、40分と書いてあるのだけれど、実際GPSで測ると2.4kmあった。1.8kmの下りで40分はかからないだろうと思ったのだが、実際は時間の方が正しく距離が間違っていた訳である。広沢寺温泉ではまたひどい目に遭ったのだけれど、長くなったのでそれはまた改めて。

この日の経過
日向薬師バス停 8:20
9:00 クマ注意分岐 9:05
10:00 537の次のピーク 10:10
10:40 二ノ沢の頭 10:50
11:15 大沢分岐 11:15
11:35 謎の東屋(昼食休憩) 12:10
12:45 弁天御髪尾根分岐 12:45
13:25 山ノ神分岐 13:30
14:25 広沢寺温泉
[GPS測定距離 9.2km]

p.s. 「中高年の山歩き」バックナンバーはこちら。モバイルフレンドリー対応済。


急傾斜を下ったところにある謎の東屋。一般登山道ではないのに、なぜこんなに立派な東屋が建っているのだろう。置きっぱなしの一升瓶も謎。


弁天御髪尾根との分岐は、1年経ってやけにあっさりしてしまった。以前もこの状態であれば、間違えずに大山方面に進んだと思われる。


最後、山ノ神に向かう尾根も、かなりハードな急傾斜。目の前に見える鐘ヶ嶽の高さが、どんどん低くなっていく。

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当時から使っているので、昔の知り合いの方が分かるように引き続き使用しています。
以前、China方面からの大量のスパムに占領されてしまった苦い経験があり、コメント欄は数日間のみopenにしています。

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