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趣味の世界を中心に、私taipaが日々思うことを述べていきます。

山中vsモレノ 決戦展望

WBC世界バンタム級タイトルマッチ(9/22、大田区総合体育館)
O 山中 慎介(帝拳、23勝17KO2引分け)1.25倍
    アンセルモ・モレノ(パナマ、35勝13KO3敗1引分け)4.5倍

山中が早くも9度目の防衛戦。相手は歴戦の雄アンセルモ・モレノ、かつて亀1がレギュラーチャンピオンだったWBAバンタム級のスーパーチャンピオンで、亀田サイドがWBAの対戦指示に従わず階級を下げたといういわくつきの相手である。

その後、そのタイトルをファン・カルロス・パヤノに負傷判定で奪われ、今回は無冠から再び王座奪取を目指す。かつて、ダルチニアンやシドレンコ、モンシプール、セルメニョといった一線級を下してきた実績は申し分ないが、世界戦のほとんどが判定決着であるように、破壊力のある選手ではない。

そして、それよりも私が気になるのは、中南米の選手の一般的な傾向として、力が落ちるときには一気に落ちるということである。最近の例ではロレンソ・パーラやアレクサンデル・ムニョスといったところだが、世界最強クラスから若手の登竜門へと後退する時間が非常に早い。例外としては古くはデュラン、アルゲリョ、最近ではマヨルガのように、活躍場所が米国内に移った場合だけである。

想像するに、おそらく生活環境とか練習環境といった要因が大きいのだろう。通貨の安定していない途上国ではせっかく稼いだカネも高いインフレ率でどんどん目減りしてしまい、堅実な投資対象も少ない。だから結局は準備不足でも何でも試合をして稼がざるを得ず、それで力が落ちると急斜面を転がるように落ちていくのではないだろうか。

特に軽量級の選手については、中量級以上と比べてファイトマネーも高くないし、全米のPPVに乗るほどの人気を獲得するのも困難である。その意味では、日本でおなじみのローマン・ゴンサレスがPPVに乗りつつあるというのは軽量級では破格の扱いであり、今後のさらなる活躍を期待するものである。

話を戻すと、日本のボクシングファンには亀田絡みで有名になったモレノであるが、世界的には無名に近いし、ファイトスタイルもアメリカ受けはしないので、パヤノに負けてからの生活環境、練習環境がどうだったのかという疑問がどうしてもぬぐえないのである。

2009年にシドレンコ、モンシプールを、2010年にセルメニョを下したモレノも、もう30歳になった。先進国で恵まれた環境で生活・練習していれば30はまだまだ強くなる年齢であるが、途上国ではそうもいかない。まして、世界的にみれば高いとはいえないファイトマネーも、かの国の一般大衆にとってみれば大金であることは確かである。生活に乱れがあったとしてもおかしくはない。

一方、山中は32歳であるが、まだまだ力は落ちていない。モレノとの年齢比較は32対30であるが、実際には30対35くらいではないだろうか。もちろん、視力やスピードは加齢によって衰えるとしても、パワーやインサイドワークは一度には落ちない。今回も、山中の得意な距離では戦わないようにするくらいの芸当はモレノにはできると思う。

ただ、山中の左ストレート系のパンチは距離をとったりクリンチしたりしてごまかせるとしても、そこから一歩進んで山中にダメージを与えることは難しいのではないかとみている。見ている側にストレスのたまるような展開になる懸念はありそうだが、山中の判定勝ちとみている。
  
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男性
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1957/04/08
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たくさん
自己紹介:
ハンドルは、足しげく通ったマカオの島から付けました。
当時から使っているので、昔の知り合いの方が分かるように引き続き使用しています。

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