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趣味の世界を中心に、私taipaが日々思うことを述べていきます。

ワイルダーvsオルティス ヘビー級激突!!

山中の試合については、ドーピング違反の選手を日本に呼んで試合させること自体がボクシングとボクシングファンを軽視しているので、予想もしなかったしLIVE中継も見なかった。案の定、確信犯のウェイトオーバーで、結果如何にかかわらずフェアな試合ではなかった。本当に、こういうことをしていると帝拳の将来は暗いと言わざるを得ない。

WBC世界ヘビー級タイトルマッチ(3/3、NYバークレイズセンター)
Oデオンティ・ワイルダー(39戦全勝38KO)1.6倍
   ルイス・オルティス(28戦全勝24KO)3.5倍

クリチコの天下で長らくビッグマッチのなかったヘビー級だが、ようやく盛り上がりの気配がみえつつある。クリチコを倒したジョシュアはジョゼフ・パーカーと戦ってタイトル統一に向かう一方、ワイルダーもビッグマッチを望んでいる。衆目の一致するところ、最終決戦はジョシュアvsワイルダーとなるだろうが、その前にお互い何人かのライバルを倒しておく必要がある。

ただ、両者に次ぐ存在とみられていたオルティスとポペトキンが、いずれもドーピング陽性で予定した試合を消化できない事態が続いているのは残念である。いずれも、旧ソ連とキューバというドーピング検査に協力的とはいえない地域から出てきていることもあって、その点ではあまり信用がおけない。無事に試合までこぎつけられるかどうか(いまだに)一抹の懸念がある。

とはいえ、この試合の両者はいずれも全勝かつKO率も高く、ヘビー級らしい一発必倒のひりひりした打ち合いが見られそうである。現状の勢いからみてオッズ通りワイルダー優勢とみるのが妥当だが、必ずしも安定した試合をする選手ではないので、空回りの危険がないとはいえない。

ただ一人倒せなかったスティバーンを見事にKOして、ワイルダーはかつての倒し屋のイメージが戻ってきた。世界戦線に登場して以来、以前の両腕を振り回すようなスタイルが影をひそめてきたが、前回の試合をみると再び解禁したようだ。世界ランカーの動きに慣れてきたということもあるだろう。
 
これまでの対戦相手をみると、必ずしも一線級と戦ってきたという訳ではないことに注意したいが、ジョシュアだって、最後はKOしたもののクリチコ相手に危ない場面もあったから、そうそう自分の展開で攻めてばかりいられないかもしれない。ただ、スティバーン第一戦でフルラウンド戦っていることは大きな収穫で、急ブレーキということはなさそうだ。

かたやオルティス。もともとWBA暫定チャンピオンであったが、当時の正王者はウラディミール・クリチコで、クリチコが一線級を次々とKOしていたから、戦ってきたのはその下のレベルである。クリチコと戦うこともなく、トニー・トンプソンやブライアン・ジェニングス相手では、そんなに大きな顔はしていられない。

(WOWOWで、ドーピング陽性になったのは高血圧の薬と言っていたが、そうなるとおそらくは利尿剤系で、WADA基準では医師の処方であっても使用できない薬品である。高血圧に使うのかステロイド系を「抜く」のに使うのか、分かったものではないからだ。)

ただ、ウェイト的にはオルティスの方が20ポンド重く、サウスポーなので距離が遠い。アマ経験も豊富で、ワイルダーの大振りパンチにもある程度対応するだろうし、カウンターを取る技術もある。一発決まれば試合が終わってしまうので、ワイルダーとしても迂闊に近づくことはできそうにない。

展開としては、スティバーン第1戦のような戦いになるのではないか。ワイルダーは目指すビッグマッチに向けて全勝レコードを続けたいはずだし、リスクを最小限に戦うと思われる。オルティスもペースを握れば前に出てくるけれども、ワイルダー相手にプレッシャーをかける度胸があるかどうか。

ワイルダーの振り回さないパンチがどの程度オルティスに届くかがこの試合の焦点で、パワー50%のパンチでも効かせることができればワイルダーのペースになるだろう。私としては、定期的にスケジュールをこなせないオルティスの仕上がりにやや疑問を持っているので、ワイルダーの判定勝利を予想する。終盤KOがあるかもしれない。 
 
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拍手[6回]

コメント

1. 無題

 ネリ・山中戦の顛末については(試合に関しては厳しいようだが、今の山中では普通に試合が行われていても勝つことは難しかっただろう)、マスコミは予想通りにネリのみを叩きまくっています。しかし、このような試合が実現してしまった責任は、当然ながら帝拳ジムやJBC,WBCにも大いにあるわけであり、「叩きやすい所だけを叩く」傾向に関しては疑問なしとしません。特にボクシングメディアにとって帝拳ジム批判はタブーになっているように思えます。
 それにしても帝拳ジムはなぜ山中選手に対して再戦か引退かの二者択一を迫ったのか?海外の誰もが認めるすごい選手との対戦を組むという選択肢もあったはずなのに・・・。

2. コメントありがとうございます

>> ビートルさん

コメントありがとうございます。

お返事させていただこうと思ったのですが、どうにも短くまとめることができそうにないので、ワイルダー戦を見てから記事にしようと思います。月曜日になると思いますがご勘弁ください。

ひとことで言えば、帝拳・JBCの責任はもちろん大きいが、おそらくそれ以上の責任が山中本人にあると思っています(だから、短くするとなぜそうなのか説明しきれない)。

前の試合で、山中がトレーナーの措置をかばうことがなかった(「責めはしないがまだやれた」)ことが、先週の試合に結びついたのではなかったでしょうか。詳しくはそのときに。

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