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趣味の世界を中心に、私taipaが日々思うことを述べていきます。

SUPERFLYⅡ 展望

昨年秋に開催されたイベント"SUPERFLY"の第2弾。だが、井上、アンカハス、ヤファイの対戦が合意に至らずスーパーフライ級のタイトルマッチは1つだけで、フライ級のタイトルマッチの方が多い。帝拳ではクアドラスとビロリアが出ているのだが、昨秋と違ってLIVE中継なし。ロマゴン(と井上)が出ていないとはいえ、帝拳も現金なものである。

2018年、世界のボクシングは新旧交代がどのくらい進むかというのが焦点である。長らくトップに君臨してきたパッキャオ&メイウェザーの時代は終わり、かつて彼らがジャンプ台にしてきたデラホーヤの位置に彼ら自身がいる。次は誰かというと、ロマゴンはシーサケットに連敗し、ゴロフキンはKO防衛どころか連勝もストップし、カネロは伸びが止まったままである。

今年だけみれば、「ハイテク」ロマチェンコがクラスを上げてどこまでスピードとテクニックが通用するかが最大の見どころとなるが、ロマチェンコも30歳でそう若くはない。チャーロ兄弟、エロール・スペンス、マイキー・ガルシア、あとはヘビー級のアンソニー・ジョシュアあたりが次世代の有力な候補といえるが、いずれもマッチメークが弱いという共通点がある。

今週のメイン、エストラーダは27歳でまだ意外と若いが、20歳そこそこから世界戦線で激戦を重ねて来ただけに、伸び盛りというよりも老練という印象が強い。シーサケットもすでに31歳、佐藤洋太の次のチャンピオンだから、長いこと戦ってきている。米国のプロモーターにとっても、モンスター井上の階級アップは影響が大きかったのではなかろうか。

WBC世界スーパーフライ級タイトルマッチ(2/24、イングルウッド・フォーラム)
   シーサケット・ソールンビサイ(44勝40KO4敗1引分け)1.8倍
Oファン・フランシスコ・エストラーダ(36勝25KO2敗)2.2倍

ロマゴンをKOして世界的に注目を集めるシーサケットだが、戦績をよくみると佐藤、ロマゴン以外の一線級には勝っておらず、そんなに強いのかという疑問はぬぐえない。個人的意見としては、ロマゴンのスーパーフライにはそもそも無理があり、シーサケットでなくてもいずれは敗れただろうと思う。

そして、シーサケットがかつて敗れているクアドラスに勝ったエストラーダが相手である。クアドラスと同じメキシカンであり、ボクシングスキルという点ではシーサケットより確実に上。問題は、エストラーダもロマゴンと同じくフライ級より下のクラスから上げてきたと言う点で、体力という点ではシーサケットの方が上回るだろう。

体力という要素をピックアップすれば、タイプは違うがマティセと「ティーラチャイ」テワ・キラムのウェルター級タイトルマッチと似たところがある。マティセはKOラウンドまでプレッシャーはかけたが有効打に乏しく、ティーラチャイのジャブに苦労した(スコアはマティセが優勢だった)。この一戦も、シーサケットのプレッシャーをエストラーダが捌けるか否かがポイントとなりそうだ。

佐藤洋太と戦った時は、佐藤のスタイルもあるがシーサケットが前進するのみ。ロマゴン戦では一進一退あったが、やはり前に出る圧力はシーサケットが上だった。ただし今回については、自在なフットワークが使えるエストラーダを捕まえるのは容易ではなさそうで、カウンターの巧さでもやはりエストラーダが上と思われる。

エストラーダはフライ級より下では連打で畳み掛ける攻撃力が持ち味だったが、スーパーフライまで上がって来ると相手も耐久力があるのでそれほど簡単には決まらなくなった。半面、それだけ苦戦慣れしてきたというメリットもあるから、エストラーダにとって悪い経験ではなかった。今回も、シーサケットの前進を捌きつつ、足を使えれば優位に試合を進められるだろう。

一方のシーサケット。ロマゴンのようにエストラーダも頭を苦にしてくれれば局面を打開できるが、ただ前に出るだけで決定打を打ち込むのは容易ではない。ティーラチャイもそうだったし、かつての同胞と同様にボディにいいのをもらったら、前進するにも躊躇しそうだ。

試合序盤はシーサケットが押す場面が目立つものの、中盤でエストラーダのボディが決まる可能性が大きいとみる。予想としてはエストラーダ判定だが、シーサケットがあっさり倒れる場面がないとはいえない。
 
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コメント

1. シーサケット防衛

速報では、シーサケットがマジョリティ・デシジョンで勝ったということです。

ビロリア、クアドラスは判定負け。帝拳にとっては米国の足掛かりがどんどんなくなる一日となりました。

それにしても、一番高いシーサケットでも25万ドルだそうで、これじゃあ日本で戦った方がずっと稼げるでしょう。比嘉くんも行きたいみたいですが、ニエテス、レベコが2~3万ドルと聞いたらどうなんでしょうかね。

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