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趣味の世界を中心に、私taipaが日々思うことを述べていきます。

スーパーフライウォーズ展望1 ロマゴンvsシーサケット2

WBC世界スーパーフライ級タイトルマッチ(9/9、米カーソン)
    シーサケット・ソールンピサイ(43勝39KO4敗1引分け)3.2倍
Oローマン・ゴンサレス(46勝38KO1敗)1.3倍

世界的な関心はスーパーシリーズに持って行かれてしまったけれど、日本のファンにとってスタブハブセンターの3試合はたいへん楽しみである。欲をいえばここにジョンリエル・カシメロが絡んでくれるとよかったが、まあ米国でのスーパーフライの興行ということが重要だから、欲張っても仕方がない。カシメロは日本で誰かに呼んでもらおう。

まずシーサケットとロマゴンの再戦。3月の一戦は私もロマゴン中差判定勝ちと付けていたので、たいへん気の毒な判定だった。ただ、振り返ってみるとロマゴンのKOチャンスはほとんど全くなく、軽いとはいえダウンがあり、バッティングだから仕方ないとはいえ出血して攻勢を受けたのは見栄えが悪かったことは確かである。

とはいえ、フライ級まであれほど圧倒的な強さを見せていたロマゴンが、スーパーフライに上げたとたん精彩がなくなったような気がする。クアドラス戦もシーサケット戦も、かつてのような破壊力が全く見られなかった。

その理由として、誰もが考えるのがウェイトが適正かどうかである。周知のとおりロマゴンはミニマム級スタートで、体をみる限りウェイトがきつくて階級を上げるようには見えない。もちろん、若い頃のように減量はできないだろうし、トレーニングだって以前とは違っていると思われる。それでも、フライ級のリミットを維持するのがそれほど困難とは思われない。

重い体で、体の大きい相手と戦うのであるから、どうしても力が入る。力が入るとパンチは効かないし、スタミナもロスする。ロマゴンはカウンターも巧いけれど、持ち味は前に出てコンビネーションの中で強打を決めることである。50%か60%で打っても効いてしまうのに、80%90%になれば相手が倒れてしまうのは当然である。

実際、フライ級まではそうした戦いができていた。ところがスーパーフライでほとんどできていないのは、たかだか2kg弱でかなり影響があるということである。もちろん、年齢的な衰え(ロマゴンももう30である)もあるけれど、それ以上に、ウェイトを上げたことによる悪影響がロマゴンの動きを鈍くしているようだ。

かたやシーサケット。前回の戦いではバッティングによるロマゴンの負傷が非常に有利に働いたが、それでも、佐藤洋太をロープに釘付けにしたような圧力はみられなかった。もともと、的確なパンチを決めるというよりは、ロープに詰めて荒っぽい連打で相手がギブアップするのを待つという戦い方だから、スキルではロマゴンには一歩も二歩も譲る。

今回も、ロマゴンが負傷するようなことがなければ、パンチの的確さという点でかなり差があるだろう。そして、シーサケット自身も30歳なので年齢的な上がり目はそれほど強調できない。国際式以前にムエタイをやっていただろうから、蓄積されたダメージも当然あるだろう。

私がこの一戦の最大のポイントと考えるのは、ロマゴンのコンディションである。かつてP4P上位にも名を連ね、米国本土でGGGとカップリングされるほど注目されたロマゴンも、ここで連敗すると米国でのキャリアはほぼ終わりになる。普通ならそういうケースでは目一杯仕上げてくるものだが、中南米系の選手の場合、モチベーションがどんどん下がる例が少なくない。

近年では、同じニカラグアのマヨルガもそうだし、チャベスJr.、エリック・モラレスなどが思い浮かぶ。そうした例では、ベストコンディションとはほど遠い状態でリングに上がり、しかも体をみてそう分かるレベルだった。日本人なら1万ドルと10万ドル、100万ドルの違いは明らかだが、彼らにとってみんな「たくさんのおカネ」になってしまうのだろうか。

そういう一抹の不安がなくはないけれど、ベストに仕上げてきてスーパーフライ級の体に慣れてくれば、ロマゴンが普通に戦えば負ける相手ではない。前に出るシーサケットを捌きつつ強打を決め、最後はシーサケットを後に下がらせることになるのではないかと思う。ロマゴンKO勝ちを予想する。

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プロフィール

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男性
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1957/04/08
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たくさん
自己紹介:
ハンドルは、足しげく通ったマカオの島から付けました。
当時から使っているので、昔の知り合いの方が分かるように引き続き使用しています。

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