Go Down Gamblin' Blog

趣味の世界を中心に、私taipaが日々思うことを述べていきます。

シーサケット、ロマゴンを返り討ち!

WBC世界スーパーフライ級タイトルマッチ(9/9、スタブハブセンター)
シーサケット・ソールンビサイ O 4RKO X ローマン・ゴンサレス

今回は全くの完敗。ロマゴンにとっても私の予想にとっても、言い訳の利かない完全KO決着であった。

ロマゴンのコンディションがよくないのは、1Rで分かった。かつてのロマゴンは、振りは小さくても効くパンチを相手のガードの内側にヒットしていた。ところが今日のファイトでは、シーサケットの頭の上を空振りしているようなパンチだった。インサイドからボディを攻めていけば間違いないのに、なぜああいう戦い方をしたのだろうか。

バッティングをもらうのが怖いというのは分かるが、ボクシングなのだから相手の頭が全くぶつからないというのはありえない。ましてシーサケットは手と頭が同時に飛び込んでくるのが持ち味である。長丁場が弱いというのがシーサケットの弱点なのだから、同じバッティングを避けるにしても、位置取りや足の運びで頭を避けるという方法があったはずである。

その場合、ロマゴンの戦術としては前半はポイントを失うのを覚悟で徹底してカウンター狙い、隙があればシーサケットのボディを攻めておくということが考えられる。私はロマゴンが作戦を変えるというのを聞いて、そんな展開を予想していた。まさか、いちいちバッティングをアピールするのが作戦だったという訳ではなかろう。

ところが、試合が始まってパンチが上ずっているのがロマゴンで、ボディを攻めているのがシーサケットである。予想していたのとは全く逆の展開なのである。そして4R、ラウンド前半に軽い連打で主導権を取ったシーサケットがいったん引いて、ロマゴンが攻めてきたところをカウンターを決めた。みごとな作戦勝ちである。

結論として、ロマゴンにはスーパーフライは重すぎたということで間違いないと思う。プラス30歳という年齢があり、蓄積されたダメージがあり、長らく第一線を続けて来たことによる有形無形の金属疲労(勤続疲労?)もあった。試合前の予想で懸念としてあげた、中南米選手に特有の下り坂になった時の歯止めのきかなさということもあるのではないか。

この連敗で、残念ながらチョコラティートのアメリカでの商品価値もほとんどなくなった。本場米国に先立って日本で人気が出たロマゴンだが、世界戦線での復活はもはや困難だし、米国でメインイベントを張れるのもこれが最後であろう。今日の同じリングで「モンスター」井上が強烈な米国デビューを果たしたのと対照的で、まさに新旧交代となった。

とはいえ、シーサケットがロマゴンの地位を奪うことにはなりそうにない。次の防衛戦は、今日ぎりぎりの判定勝ちで挑戦権を獲得したエストラーダが地元でタイトルマッチを開催できる可能性が高まったといえそうだが、スタブハブセンターでマイケル・バッファーがアナウンスするようなビッグマッチにはならないだろう(それはクアドラスでも同様だが)。もしかするとエストラーダの前に、誰かが日本で挑戦する可能性もある。

むしろこの展開で、井上が次の試合をロマゴンと戦うことはなくなっただろうから、じっくり調整してできればバンタムに上げて試合してほしいものである。ウェイトがきついと拳も痛めがちだし、かつて海老原も浜田も拳の負傷でブランクを作っていた。まだ若いしあせることはない。あと、米国での受けを考えると、モンスターより「Baby Face Assassin」の方がよさそうだが。
 
対ロマゴン戦は大橋ジム的には、八重樫をワンサイドでKOしたロマゴンへの敵討ちという意味もあったのだが、かつて八重樫に敗れたことのあるシーサケットが連勝してくれたので、そのあたりはいいことにしたらどうだろうか。
 
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ハンドルは、足しげく通ったマカオの島から付けました。
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