Go Down Gamblin' Blog

趣味の世界を中心に、私taipaが日々思うことを述べていきます。

メイウェザー、安全運転でマルシアノに並ぶ

WBA/WBC世界ウェルター級タイトルマッチ(9/12、ラスベガスMGMグランド)
フロイド・メイウェザー O 判定(3-0) X アンドレ・ベルト

私の採点は119-109。ベルトのラウンドは、メイウェザーが手を出さなかった10Rだが、いずれにしてもメイウェザーの安全運転で終わった試合であった。

ベルトがメイウェザーにダメージを与えられるとすれば、インサイドからのショート連打だと思っていた。序盤2Rに、まともには入らなかったがベルトがショートのワンツーを放ったところ、その後のメイウェザーの攻撃は遠距離からのいきなりの左フックが主体となり、クリンチ以外で至近距離になることはほとんどなくなってしまった。

いきなりの左フックだけでもパワーがあれば倒せたのかもしれないが、そこはメイウェザー、スピードとタイミングはよくてもパワーがない。結局相手の射程圏外からの安全運転で終始し、予想通りの判定決着となった。メイウェザーに倒す気があれば、少なくとも3度はチャンスがあった。これは実況を見ていたほとんどの人がそう思うだろう。 
 
この試合のMGMグランドは全然埋まらなくて、MGMがホテル2泊パック$2000のリングサイド席を用意したなんて話もあるくらいである。時折TV画面に映る客席は、中段より上には空席が目立った。PPVの数字もそれほど伸びなかっただろう。メイウェザーのような試合をしていたら、いずれこうなるのは明らかなことであった。

熱心なボクシングファンであれば、メイウェザーのテクニックは十分観賞に耐えるし、見る価値は間違いなくあると思う。しかし、ラスベガスのファンの多くは休暇で息抜きに来ていて、カシノで遊ぶついでにショーとして、誤解を恐れずに言えばシルク・ドゥ・ソレイユと同じレベルでボクシングを見ているに過ぎない。その人達にあのファイトは退屈である。

それでも、どちらが勝つか分からないという賭けとしての興味があればまだましである。この試合の最終的なオッズは20対1くらいになったはずで、賭けとしての妙味はほとんどない。メイウェザーがKOで勝つか判定かは4対7あたりでそこそこ買えるかもしれないが、メイウェザーの胸先三寸で決まってしまう賭けなど危なっかしくてやっていられない。

そもそも、ラスベガスのスポーツブックというのは、どちらが勝つか賭けるというのが本質であって、これは競馬の発祥と同様である。KOか判定か、何ラウンド決着か、なんていうのは賭けのための賭けにすぎず、スポーツブックの本質からは外れている。意識的に(と私は思っている)最強の相手を選んでこなかったメイウェザーは、本当ならラスベガスから避けられてしかるべきなのだ。

今日の試合内容だったとしても、相手がキース・サーマンとかケル・ブルック、せめてアミール・カーンだったらそこまで言われないだろうと思う。しかし今日の相手はアンドレ・ベルトである。メイウェザーはこの試合で何を証明したつもりなのだろう。
 
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ハンドルは、足しげく通ったマカオの島から付けました。
当時から使っているので、昔の知り合いの方が分かるように引き続き使用しています。

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