Go Down Gamblin' Blog

趣味の世界を中心に、私taipaが日々思うことを述べていきます。

メイvsパック最終決戦展望

WBA/WBC/WBO世界ウェルター級タイトルマッチ(5/2、ラスベガスMGMグランド)
Oフロイド・メイウェザー(47戦全勝26KO)1.2倍
   マニー・パッキャオ(57勝38KO5敗2引分け)3.5倍

ゲート収入だけで数十億円、これに世界各国からの放映権とPPV収入が加わり、両者のファイトマネーが最低保証でメイ150億円、パック100億円。最終的に両者とも200億円を超えることが予想されるメガファイトであるが、値段に見合うスリリングな戦いになる確率はおそらく10%もない。その点では、この前のHBO/SHOWTIME合同興行のタイソンvsレノックス・ルイスほどエキサイティングな戦いとはならないだろうと思っている。

パッキャオに巨額のファイトマネーが払われるのは、その戦いぶりからすんなりと理解できる。デラホーヤ戦以降、リッキー・ハットン、ミゲール・コット、シェーン・モズリー、アントニオ・マルガリトといった体格で大きく上回る相手にすべて攻め勝って来た。ただ勝つというだけでなく、KO勝ちか、そうでなくてもダウンを与えて明確にポイント差を付けている。

マルケス兄とは倒し倒されの激戦、相手が逃げ腰だった試合を除いては、ファイトマネーに見合った激闘を繰り広げてきた。こうした戦いが巨額のファイトマネーに結びつくのは、当然といえば当然のことである。直前の試合ではプロボドニコフをアウトポイントしたアルジェリをダウン6度、ワンサイドの判定に下している。

かたやメイウェザー。抜群のテクニックは疑いようがないが、必ずしもすべての試合でファイトマネーに見合った働きをしてくれたかというと、そうではないように感じないでもない。カネロ・アルバレス戦では優勢になった後は安全運転だし、マイダナ戦やゲレロ戦は勝てばいいという試合運び。倒す気になって戦ったのは、不意打ちKOのオルティス戦、リッキー・ハットン戦などを除けば、ライト級以前にさかのぼらなければならない。

ボクシングの質としては、現在HBOから干されているギジェルモ・リゴンドーと通じるものがあるが、それでもスポーツ界最高の高額所得者の地位を維持しているのは、無敗であるということと、節目節目で強力な相手をほとんどワンサイドで下しているからだと考えられる。2001年のディエゴ・コラレスから始まって、2002年のカスティージョ2連戦、2007年デラホーヤ、2013年カネロ・アルバレスといった相手は、いずれも体格的にメイウェザーを上回っていた。

そして今回の一戦、体格的には、メイウェザーがパッキャオをかなり上回る。テクニックで上回る選手が体格的にも有利である場合、その選手が勝つ確率はかなり大きいというのが常識的な判断である。従って、今回の試合で最も可能性の高い展開は、メイウェザーが試合全般を通じてパッキャオを射程内に入れずにアウトボックスするというものであろう。

パッキャオに付け入る隙があるとすれば、メイウェザーが自分より小さい相手とほとんど戦っていないのに対し、パッキャオは自分より大きい選手と戦うのに慣れているということである。パッキャオの右フック、左ストレートをメイウェザーがまともにもらう場面があるとすれば、ファイトマネーに見合った激戦となるだろうが、その可能性はかなり小さいだろう。

というのは、パッキャオの攻撃力がクラスを上げるにしたがって相対的に落ちてきていることは間違いない上に、メイウェザーは意外と打たれ強いからなのである。メイウェザーはハットンではないので、たとえ出合頭に一発もらったとしても軌道修正して、パッキャオを近づけないだろうと思う。体ごと左ストレートをたたきつけようとすれば、マルケス兄のようにカウンターを決めるだろう。

メイウェザー判定に一票。
 
p.s. ボクシング関連記事のバックナンバーはこちら

↓ どれかクリックしていただけるとうれしいです。

にほんブログ村 旅行ブログ 遍路・巡礼へ にほんブログ村 ライフスタイルブログ 定年後の暮らしへ にほんブログ村 アウトドアブログ 軽登山・トレッキングへ
にほんブログ村 格闘技ブログ ボクシングへ にほんブログ村 その他スポーツブログ アメフトへ

拍手[4回]

コメント

1. ザ・グレーテスト

 大きく時期を逸しましたが、やっと大一番が実現しました。私の予想はパッキャオの2-0判定勝ちです。願望が入っていないと言えば嘘になりますが、メイウェザー打倒に必要なファクターを最も備えているのは間違いなくパッキャオだと思います。メイウェザーのお家芸であるL字ガードを崩すのに最適なサウスポースタイル、メイウェザーの唯一の弱点である手数の少なさを圧倒できるスタミナ、相手のパンチに耐えうるタフネス、この3点は流石のメイウェザーも苦戦を免れない危険要素だと思います。メイウェザーもカウンターの名手ですが、メイウェザー=待って打つカウンター・マルケス=打ち合いの中で取るカウンターと見ており、後者がパッキャオにとって最も苦手なスタイルだと以前から推察していました。メイウェザーのカウンターはパッキャオにとっても危険ですが、前進を止めるだけの脅威とはなり得ないと思います。
 この1戦に勝ったほうがザ・グレーテスト、現代最高のボクサーとして万人に認められるべき存在でしょう。泣いても笑っても大一番、21世紀という時代に生きる一人のボクシングファンとして恐らく生きているうちに見られるこの最大の戦いを見届けたいと思います。

2. 世紀の一戦

 できれば5年くらい前に実現してほしかった一戦ですが、「世紀の対決」と呼ぶにふさわしい好カードだと思います。
 下馬評はメイウェザー優勢とするものが多く、私もメイウェザーの判定勝ちという結果が一番可能性が高いと考えます。パッキャオがメイウェザーの鉄壁の防御をかいくぐってパンチを叩きこめるかがカギでしょう。それができれば劣勢の予想を覆せると思います。
 戦前の話題の多さに比して意外に盛り上がらない可能性もありますが、何とかクロスゲームになってほしいですね。

ただいまコメントを受けつけておりません。

プロフィール

HN:
taipa
年齢:
60
HP:
性別:
男性
誕生日:
1957/04/08
職業:
リタイアしました
趣味:
たくさん
自己紹介:
ハンドルは、足しげく通ったマカオの島から付けました。
当時から使っているので、昔の知り合いの方が分かるように引き続き使用しています。

カレンダー

09 2017/10 11
S M T W T F S
1 3 5
8 10 12
15 17 19
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31

最新コメント

ブログカウンター


この数字は、2005年2月にniftyで開設してからの通算数字です。

忍者ランキング