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趣味の世界を中心に、私taipaが日々思うことを述べていきます。

メイウェザーvsパッキャオ戦回顧

WBA/WBC/WBO世界ウェルター級タイトルマッチ(5/2、ラスベガスMGMグランド)
フロイド・メイウェザー O 判定(3-0) X マニー・パッキャオ

私の採点はジャッジの一人と同じ118-110。現地の高柳・西岡コンビは感激していたけれど、私の目にはどうしても数百億円動く試合にはみえなかった。対戦両者の名前・試合内容いずれをとってみても、今世紀最大の一戦としてはレノックス・ルイスvsマイク・タイソン戦に及ばなかったのではないか(マイケル・バッファーの声もよくなかったし)。

予想記事の繰り返しになるけれども、メイウェザーの試合内容が巨額のファイトマネー(スポーツ界トップ)に見合うとは、どうしても思えないのである。干されているリゴンドーと、どこが違うのかと思う。今日の試合だって、追い打ちをかければ倒せそうなチャンスは何回かあった。それをしないのは、もちろんパッキャオの逆襲というリスクもあるのだろうが、それ以上にメイウェザーが「勝てればいい」と思っているからである。

ボクシングの本質が殴り合いであるのか、格闘技であるのかという問題はあるだろう。格闘技の側面を重視するならば、ディフェンスも打撃と同様にボクシングの本質であり、規定された範囲のリングの中で規定された時間、相手の攻撃を受けないでいられるというテクニックは評価されるべきであろう。しかし、リングの中を走り回っているだけの試合は、誰もカネを払っては見ないのである。

そしてパッキャオについていえば、ウェルター級まで上げてしまうと、彼の攻撃力は世界上位クラスをそれほど越えるものではない。今日のメイウェザーは、マルコス・マイダナ第一戦ほど困ってはいなかった。攻撃力だけみれば、パッキャオよりマイダナの方が上のように見えたし、メイウェザーもそう思っていたのではないだろうか。

試合後のインタビューでパッキャオは、「メイウェザーのパンチなんて、マルガリトやコットほどじゃなかった」と言っていたが、メイウェザーはパンチ力の選手ではないのだから、それを言うのはポイントがずれている。12R通じてクリーンヒットを4、5回しか入れられなかったのだから、なぜ自分の攻勢が効果的でなかったかを反省すべきであった。

メイウェザーというとL字ガードだけが強調されるのだが、実際は打たれ強いし懐が深い。巨額のファイトマネーが動く試合ということで柄にもなく緊張していたのか、序盤戦はやや固くなっているように見えたけれど、中盤からはいつものように横着な戦い振りが戻ってきた。体格が上の選手がテクニックでも上であれば当然こういう試合になるはずであり、本当ならばコットもパッキャオ相手ならこういう試合をできたはずだと思う。

これで48連勝のメイウェザー。次の試合は9月と言っていたけれど、2年前から試合待ちリストの1番手にいるアミール・カーンはラマダン月のため回避が見込まれる。となると、ルーカス・マティセかダニー・ガルシアあたりになるだろうか。名前が売れていて捌けそうな相手を選ぶというのが以前からの傾向であり、キース・サーマンとのWBA統一戦は多分ないのだろう。

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コメント

1. 無題

 世紀の一戦は大方の想定通りメイウェザーの明確な判定勝ち。ヒット数でもヒット率でもパッキャオをはるかに凌ぎ(コンピューターもそれを証明したそうである)、その試合スタイルへの賛否はともかくもメイウェザーが今、最高の技術を持ったボクサーであることを証明したことになりました。パッキャオにしてみればほぼ唯一の機会であった第4ラウンドを逸したことが響きました(肩を痛めていたのも大きかった)。

 さて、これからメイウェザーがどのような試合をするかですが、諸般の事情でパッキャオとの再戦はなさそうです。管理人さんも様々な対戦相手候補を挙げておられますが、個人的にはメジャー四団体の世界王座統一をかけてIBFのウェルター級王者と戦ってほしいと思います。

 なお、世紀の一戦のネガティブな余波もありました。何でもパッキャオ陣営が訴えられているのだとか。その理由は彼が肩の故障を隠したため、彼に賭けたり、高い試合のチケットを買ったりした損害を償えというものだそうです。何だか後味の悪いことになってしまいました。

2. 再戦はあるかも

 再戦はなさそうと上に書きましたが、どうもメイウェザーに再戦を示唆する発言があったようです。パッキャオの怪我からの復帰を待って「50連勝」達成の相手にするつもりのようです。実現しても今回ほどの話題にはならないでしょうが、万全のパッキャオとメイウェザーの激突は見てみたいですね。
 一方でメイウェザーが持っている三つのタイトルを放棄するとの報道もあり、そっちは残念です。何とかタイトルを保持し(できればIBF王座も統一して)、パッキャオと戦ってほしいです。

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プロフィール

HN:
taipa
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60
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性別:
男性
誕生日:
1957/04/08
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リタイアしました
趣味:
たくさん
自己紹介:
ハンドルは、足しげく通ったマカオの島から付けました。
当時から使っているので、昔の知り合いの方が分かるように引き続き使用しています。

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