Go Down Gamblin' Blog

趣味の世界を中心に、私taipaが日々思うことを述べていきます。

ボクシング年末興行予想(前編)井上、内山戦

ひと昔前は、年末というとK1、PRIDEが定番だったのだが、ここ数年ボクシングの世界タイトルマッチが行われることが多くなった。同じ格闘技とはいっても、歴史と伝統、運営母体の確かさにおいて、ボクシングは他の格闘技の追随を許さない、と思っている。一時期亀田でたいへんイメージを傷つけた過去があるが、ぜひこのまままともに定着してほしいものである。
 
ボクシングは世界的にも選手層が厚いのでマッチメークがしやすく、K1やPRIDEをやっていた局もボクシングをやるようになって、見る方は大変である。こうなると、関心のある試合とそうでもない試合とを区別しなければならず、関心のない(大阪の)試合はたまたま東京の試合が放送していなければ見てもいい、という程度の優先順位になるのはやむを得ない。

私としては、優先順位1位が井上vs河野、2位がコラレスvs内山、3位がまとめて田口と八重樫の試合ということになる。井岡、田中、村田、小国あたりは予想しても楽しくないし、結果だけ見れば十分である。

WBO世界スーパーフライ級タイトルマッチ(12/30、有明コロシアム)
O井上 尚弥(大橋、11戦全勝9KO) 1.07倍
   河野 公平(ワタナベ、32勝13KO9敗) 13.0倍

ナルバエスを倒して世界的ビッグネームにのし上がって2年、井上があれからどれだけ成長したかというと、やや首をひねってしまうのは物足りないところ。拳の故障はハードパンチャーの宿命のようなもので、パンチがまともに打てないというのは言い訳にならない。ロマゴンを追って、エストラーダ、さらにジョンリエル・カシメロまで上がってきた。好敵手には事欠かない。

私が思うに、井上の強打はやはり「軽量級としては」のカッコつきの強打であって、体が暖まっていない序盤戦ではきれいに決まるが、打たれる方に耐性ができてくる中盤以降では破壊的とはいえない。まして、カウンターがそれほど上手ではなく、パンチもストレート主体で、相手がこらえている所に打つものだから決定打とはなりにくいきらいがある。

かたや河野、このクラスで2度にわたって世界王者となったが、肝心なところでいつも負けるというイメージがある。唯一の例外が亀1号戦というのはうれしいところだが、あの試合でも亀1にローブローでないボディを効かされてしまっていた。その後本当にローブローを打たれて休めたのが幸いしたが、KO負けなしの耐久力をあまり過大評価しない方がいい。

海外でもオッズが出ていて、井上が圧倒している。井上の勝ちは動かないが、左フックとかカウンターとか、新たな境地をみせてほしいものである。 
 
WBA世界スーパーフェザー級タイトルマッチ(12/31、大田区総合体育館)
   ジェスリル・コラレス(パナマ、20勝8KO1敗)1.7倍
O内山 高志(ワタナベ、24勝20KO1敗1引分け)2.3倍

わが国におけるオールタイムのP4Pを考えた場合、ファイティング原田、大場政夫、具志堅用高、輪島功一らの名前が挙げられるが、2000年代で誰かといえば、私がみるに西岡でも山中でもなく内山である。

4月の試合では体が温まる前にいいのを食って終わってしまったが、内山が打たれ弱いのは昔からで、ああいう危ないところはこれまでもあった。心配なのはむしろ年齢的なもので、耐久力も反射神経もかなり劣化しているのではないかという懸念がある。ただ、カムバックする以上は少なくとも往年の8割くらいの力はあるはずで、パワーだけなら年をとってもそうは落ちない。

私が思うに、前回のあっけない試合は、内山自身のモチベーションの問題ではないかという気がしている。ビッグマッチもなく複数階級挑戦もなく、本来の内山の力を試せないままここまでキャリアを引っ張ってきたことが、よくない方向に向いているように思う。よく言われるように、ジムの問題だ。

せっかくロマチェンコが来てもすぐ上に行ってしまいそうだし、せめてリナレスとやらせてあげられないものだろうか。コラレス自身はたいしたチャンピオンではなく、8割の出来なら内山がKOする。
   
p.s. ボクシング記事のバックナンバーはこちら

↓ どれかクリックしていただけるとうれしいです。

にほんブログ村 旅行ブログ 遍路・巡礼へ にほんブログ村 ライフスタイルブログ 定年後の暮らしへ にほんブログ村 アウトドアブログ 軽登山・トレッキングへ
にほんブログ村 格闘技ブログ ボクシングへ にほんブログ村 その他スポーツブログ アメフトへ

拍手[7回]

コメント

ただいまコメントを受けつけておりません。

プロフィール

HN:
taipa
年齢:
60
HP:
性別:
男性
誕生日:
1957/04/08
職業:
リタイアしました
趣味:
たくさん
自己紹介:
ハンドルは、足しげく通ったマカオの島から付けました。
当時から使っているので、昔の知り合いの方が分かるように引き続き使用しています。

カレンダー

09 2017/10 11
S M T W T F S
1 3 5
8 10 12
15 17 19
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31

最新コメント

ブログカウンター


この数字は、2005年2月にniftyで開設してからの通算数字です。

忍者ランキング