Go Down Gamblin' Blog

趣味の世界を中心に、私taipaが日々思うことを述べていきます。

ゴロフキンvsマレー戦展望

WBA世界ミドル級タイトルマッチ(2/21、モナコ)
チャンピオン ゲンナディ・ゴロフキン(カザフスタン、31戦全勝28KO)1.06倍
挑戦者 マーティン・マレー(英国、29勝12KO1敗1引分け)8.0倍

ゴロフキンの13連続KO防衛なるかどうかが話題となっている。おそらく問題なくKO防衛記録は伸びるだろうが、今回はゴロフキンが本当に強いのかについて書いてみたい。

現役のミドル級王者、ミゲール・コット(WBC)やアンディ・リー(WBO)と比べればゴロフキンが上なのは明らかである。ただし、現在のミドル級は上のスーパーミドルと比べて、ややレベルが低いといわざるを得ないのである。

例えばチャンピオンに続く上位ランカーをみると、セルヒオ・マルティネスやサム・ソリマン、フェリックス・シュトルム、タイトルはく奪されたジャーメイン・テイラーも含めて、十年前からやっているような元チャンピオンばかりである。そして、ゴロフキンは彼らとも戦っていない。

ゴロフキンが倒してきた相手をみると、最も名前のあるところでダニエル・ゲール、マルコ・アントニオ・ルビオあたり。石田に至っては下の階級の暫定王者であるが、それでもゴロフキンの相手の中では名前が売れている方である。相手の方が戦いたがらないという点を差し引いても、実績的には過去のミドル級の名王者達に及ばないのである。

今回の対戦相手マレーは、二年前に戦ったマシュー・マクリンと同じく英国の選手で、同様にセルヒオ・マルティネスと戦っている。マレーの方が接戦だったし、なにしろマルティネスからダウンを奪っているのでマクリンよりも粘れるだろうとは思えるものの、結局勝てなかったという点であまり評価することはできない。

ゴロフキンの攻め方は基本的に接近戦で、無造作に相手の射程内に入るので若干打たれるところがある。これまでは相手のパワーがそれほどでもなかったので攻め落とせたし、多少の被弾があっても問題はなかったのだが、打たれるということはそれだけリスクがある訳で、本当にディフェンスの巧い選手に足を使われたらどうかという懸念がなくはない。

そして、体格的な問題がある。パワーがあるとはいえ、身長は179cm、リーチも同じくらいで、ミドル級としてはむしろ小柄である。体格差がある相手でも打ち合いになればパワーを生かせるが(石田とだって10cm近く違った)、体格差のある相手に足を使われたらどうか、カウンターを狙われたらどうかというと、そういう相手とこれまで戦っていないので分からない。
 
その意味では、もしポール・ウィリアムスが現役だったらと残念に思うし、ロイ・ジョーンズやホプキンスのミドル級時代と比べるとまだまだと思っている。例えば、いま現在アンドレ・ウォードと戦って勝てるかというと(ウェイトは8ポンドしか違わない)、ちょっと厳しいのではないかと思っている。

だからゴロフキンには今後、ピーター・クイリンやチャーロ兄弟のような底をみせていない若手や、ウォードとかエリスランディ・ララのような技巧派相手でも攻め落とせるというところを見せてくれないと、オールタイムの上位チャンピオンとは認めがたい。KO防衛記録とともにPPVの注目度も高まってきているので、今年は攻めにくい相手との戦いも見たいものである。

↓ どれかクリックしていただけるとうれしいです。

にほんブログ村 旅行ブログ 遍路・巡礼へ にほんブログ村 ライフスタイルブログ 定年後の暮らしへ にほんブログ村 アウトドアブログ 軽登山・トレッキングへ
にほんブログ村 格闘技ブログ ボクシングへ にほんブログ村 その他スポーツブログ アメフトへ

拍手[5回]

コメント

ただいまコメントを受けつけておりません。

プロフィール

HN:
taipa
年齢:
60
HP:
性別:
男性
誕生日:
1957/04/08
職業:
リタイアしました
趣味:
たくさん
自己紹介:
ハンドルは、足しげく通ったマカオの島から付けました。
当時から使っているので、昔の知り合いの方が分かるように引き続き使用しています。

カレンダー

10 2017/11 12
S M T W T F S
2
5 7 9
12 14 16
19 21 23 24 25
26 27 28 29 30

最新コメント

ブログカウンター


この数字は、2005年2月にniftyで開設してからの通算数字です。

忍者ランキング