Go Down Gamblin' Blog

趣味の世界を中心に、私taipaが日々思うことを述べていきます。

GGG判定防衛、ロマゴン落城

WBA・WBC統一世界ミドル級タイトルマッチ(3/18、ニューヨークMSG)
ゲンナディ・ゴロフキン O 判定(3-0)X ダニエル・ジェイコブス

私の採点は116-111ゴロフキン。ジャッジ採点は1、2ポイント多くジェイコブスに振っていたが、地元だそうだからそれくらいは仕方がない。ゴロフキンの連続KO防衛記録はウィルフレッド・ゴメスに並んだところで途切れた。

ゴロフキンが右のダブルでダウンを奪って以降、ジェイコブスが左にスイッチしてディフェンシブな戦い方となった。それから後はゴロフキンも攻めあぐねてラウンドを重ね、決定的なラウンドを作ることはできなかった。オッズ通り、ジェイコブスは実力者だったということだろう。

予想記事にも書いたように、ゴロフキンのファイトには圧倒的な要素がそれほど多くはない。これまで重ねたKO記録も、渕上や石田が含まれていることから明らかなように、相手に恵まれたといえなくもない。だから今日のような判定防衛も、本来ならもっと早くあっておかしくなかった。

個人的には、連続KO防衛「記録」なんてものにほとんど意味はなく、誰にどういう内容で勝ったかということが重要なのである。その意味で、高いKO率を誇るジェイコブスにダウンを与えて判定勝ちという結果は尊重すべきであるし、現在のミドル級における最強選手であることも確かである。

一方のジェイコブス。左構えとしたことでKO負けは回避できたが、力のある速射砲連打が出せなかったことで、勝つチャンスもまた小さくなってしまった。スケールを小さくしたコバレフvsウォードのような感じで、ウォードのような戦い方ができれば僅差判定を持って行けたのかもしれないが、サウスポーにした時の攻撃力のなさが響いてしまった。

採点としては競っていたこと、ゴロフキンがKOできなかったことで、再戦という話が出てくるだろう。ただでさえゴロフキンの相手はいないのだから、 今回のように150万ドルのファイトマネーということになれば、ジェイコブスも断る理由はなさそうだ。チャーロ兄もミドル級に慣れるには時間がかかるだろうし。

もう一つ、WOWOWでは空いたWBAレギュラー王座に村田が挑戦という伏線を張っていたが、クラス最強のチャンピオンを標的としないという時点で、ボクサーの志としてどんなものなんだろうかと気になった。
 
WBCスーパーフライ級タイトルマッチ(同)
シーサケット・ソールンビサイ O 判定(2-0)X ローマン・ゴンサレス

私の採点は115-111ロマゴン。だから判定にはちょっとびっくりだし、連勝記録が途切れてロマゴンかわいそうと思わないでもないが、少し前からのロマゴンの試合ぶりは全試合1RKOで売り出した頃とは雲泥の差で、これでメイウェザーの記録に迫るというのも何なので、いろいろ考えると妥当な結果といえなくもない。

1Rのダウンは、バッティングもあり足も引っかけられたように見えたのでそれほどのダメージはなかっただろうが、その後のカットは影響が大きかった。おそらく8Rくらいで負傷判定になっていれば連勝が続いたかもしれないが、それも含めてあのボクシングでP4Pとはとても言えない。

思うに、かれこれ10年も戦ってきて、最軽量級からのスタートではそろそろ年齢的に厳しいのかもしれない。上に書いた繰り返しになるが、ここ数戦の体のキレの悪さは隠しようがなかった。クラスを上げたことによる余分な肉ということもあるし、全身にたまってしまった疲労の影響もあるのだろう。

それに、いくらバッティングとはいえ、あそこまで嫌な顔を見せるのはいただけない。当り前のことだが、クラスが上がればパンチ力が増すけれども、それと同時に頭突きのパワーだって大きくなる。まして体格的に劣るものだから、バッティングをまともにもらってしまうのである。もちろん反則ではあるのだが、ある程度は気を付けておかない方が悪い。
 
微妙な判定だし、これで引退ということはなさそうだが、今後誰と戦っても、スーパーフライではかつてのロマゴンの迫力を期待するのは難しいような気がする。目標がなくなってしまった井上は、もしかするとバンタムに上げることになるのかもしれない。それはそれで面白そうだが、せっかく日本人選手がアメリカでPPVに乗れるチャンスだったのに残念である。

チャンピオン奪回のシーサケットだが、私の採点では負けだし、MSGでも首をひねった人が多かったのではないだろうか。前半こそ佐藤を追い詰めた前進がロマゴンを後退させたが、中盤でボディを効かされて以降、後に下がる場面が多くなった。ジャッジはあの声を出しながらの手打ちパンチにポイントを割り振ったのだろうか。

次の試合はWBCの指示によりクアドラスになるのだろうが、シーサケットvsクアドラスにHBOやShowtimeが興味を示すとは思えないので、再び米国では不人気なクラスとなる可能性が大である。今日の出来であれば、井上はもちろんのこと、エストラーダとやってもカシメロとやっても、もしかして井岡とやっても勝てないのではないかと思う(MSGでやらなければ)。

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男性
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1957/04/08
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たくさん
自己紹介:
ハンドルは、足しげく通ったマカオの島から付けました。
当時から使っているので、昔の知り合いの方が分かるように引き続き使用しています。

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