Go Down Gamblin' Blog

趣味の世界を中心に、私taipaが日々思うことを述べていきます。

GGGvsケル・ブルック戦展望

WBC/IBF世界ミドル級タイトルマッチ(9/10、ロンドンO2アリーナ)
チャンピオン ゲンナディ・ゴロフキン(35戦全勝32KO)1.17倍
挑戦者 ケル・ブルック(36戦全勝25KO)6.9倍

WOWOWによると、9月はボクシング祭りだそうである。確かにこれから3週間、好カードが目白押しであるが、その中でも注目なのはGGGとロマゴンであることは言うまでもない。この両者は3試合前から同日にカップリングされてきたのでローテーション的に一緒にはなるのだが、今回はともに無敗の相手との対戦で、絶対とは言い切れない要素がある。

カネロvsアミール・カーンが「階級を超えた対決」というキャッチフレーズだったが、あの試合はキャッチウェイト(スーパーウェルター+1ポンド)で厳密にはミドル級とはいえない。この試合は本来のミドル級の戦いで、まさに階級を超えた戦いとなる。ただし、ケル・ブルックはいずれ階級を上げたことは間違いないので、全く勝負にならないとはいえない。

それでも、GGGが有利であることは間違いない。ケル・ブルックはショーン・ポーターと僅差の判定であり、KO率も6割程度とウェルター級にしては特に高くはない。つまり、体格差がない相手であっても倒し切るところまでは難しいということであり、パワーではGGGに一歩も二歩も譲ることになるのではないだろうか。

かと言って、ブルックは足を使ってうまく戦うという選手ではない。仮に足を使えたからといって12RにわたってGGGをかわすことは難しいとみているが(その意味で、エリスランディ・ララとGGGは結構面白いかもしれない)、ブルックの場合は攻撃力で相手を上回って押し切るパターンなので、正面切っての打ち合いではどうかという懸念がある。

ではGGGには死角はないのかというと、必ずしもそうではなかろうと思う。まず挙げられるのが、攻撃力に自信があるものだから無造作に打たせるところがあるということ。これまでの相手は、腰が引けてきちんと打てなかったが、ブルックはそういうことはないだろう。間違いなく、決して大きくはないチャンスを広げるべく狙ってくるはずである。

もう一つは、GGGはワンパンチで決めるタイプではなく、連打で攻めるタイプだということである。また、相手の打ち終わりを狙うことがない訳ではないが、やや攻防分離のきらいがある。打ち合いの中でカウンターを狙ってくるということは必ずしも多くはない。

だから、クラスはかなり違ってしまったが、アンドレ・ウォードのようなタイプと戦って倒せるかというと、それほど楽ではないような気がする。現在のミドル級は、マルティネスが引退し、その前にはウィリアムスが交通事故に遭い、コットやアルバレスはキャッチウェイトでしかやらないなど、一流のチャンピオンクラスが見当たらないクラスなのである。

ただ、私が思うに、GGGは無敗記録の継続は気にするだろうけれども、ウィルフレッド・ゴメスの連続KO記録にはあまりこだわっていないのではないか。記録記録と騒いでいる人はいるけれども、もともとクラスが違うし、相手も違う。ミドル級のような歴史のあるクラスで、これだけ無敗で防衛記録を伸ばしていることの方が価値があるはずである。

一方のブルック、時間さえかければ、ミドル級タイトルをFavoriteで戦うことはそれほど難しくはなさそうだ。1ヵ月前計量で、GGGよりもウェイトが上だったというのも面白い。とはいえ、ミドル級の相手と、それも一流のチャンピオンと、チューンナップマッチなしに戦うというのは、いかにも準備不足である。

上にあげたようにGGGのボクシングには付け入る隙がない訳ではないので、打たせずに打つことを徹底できれば、逃げ切るチャンスはないとはいえない。例えば、ロイ・ジョーンズがジョン・ルイスに、パッキャオがマルガリトに勝ったような戦い方である。幸いにブルックとGGGにはそれほどの体格差はない。

とはいえ、GGGはジョン・ルイスやマルガリトのように動きが鈍いことはないし、体格差がない分打ち合いになった場合に的も大きい。あれこれ考えるとGGGの防衛は9割方堅いと思うが、何とかブルックにがんばってほしいと思ってしまうのは仕方のないことかもしれない。

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プロフィール

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男性
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1957/04/08
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リタイアしました
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たくさん
自己紹介:
ハンドルは、足しげく通ったマカオの島から付けました。
当時から使っているので、昔の知り合いの方が分かるように引き続き使用しています。

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