Go Down Gamblin' Blog

趣味の世界を中心に、私taipaが日々思うことを述べていきます。

GGGvsブルック、ロマゴンvsクアドラス戦回顧

WBC/IBF世界ミドル級タイトルマッチ(9/10、ロンドン)
ゲンナディ・ゴロフキン O TKO5R X ケル・ブルック

ウェイトではむしろブルックの方が上だったのだが、パワーの差が歴然であった。ゴロフキンは例によってプレッシャーをかけてパワーパンチを打ち込み、ブルックは2Rまでは果敢に打ち返して試合を盛り上げた。しかしながら、ゴロフキンのパンチはブルックを倒しそうなのに対し、ブルックのクリーンヒットはブロフキンにダメージを与えることができなかった。

ゴロフキンもかなり被弾しており、クリーンヒットは4、5発ではきかなかったように見えたが、特に顔を腫らすこともなく、これまでの試合に比べてもダメージは少なかった。逆に、1、2Rでブルックのパワーを見切ってしまい、3R以降はお構いなしに前進したのでそうなってしまったという見方もできる。

ブルックとしては、攻撃力でゴロフキンに及ばず、ディフェンスでも対抗できないとなると、残念ながら今回は勝ち目がなかった。予想記事でお伝えしたように、ウェルター級でもきっちりKOで仕留めるだけのパワーはないので、いきなりミドル級は無理だったとしか言いようがない。

とはいえ、ここまでウェイトを上げてしまうと、ウェルターに戻すのは難しい。今後はスーパーウェルター級が主戦場になるのではないだろうか。現在、ウェルター級のライバルはキース・サーマン、ショーン・ポーター、ダニー・ガルシア。そしてスーパーウェルターにはカネロ・アルバレス、チャーロ兄弟とエリスランディ・ララがいる。スーパーウェルターの方が、ビッグマッチのチャンスが大きそうだ。

さて、ゴロフキン。これで世界戦17連続KO防衛となるが、今回の防衛戦をWBAは公認しなかったので、次の防衛戦はWBAが17度目、WBCが6度目、IBFが4度目となる。連続KO防衛記録などと騒ぐのは日本だけのような気がしてしようがない。連勝記録、連続KO記録だけで十分ではないだろうか(と書いていたら、WOWOWでも言っていた)。

予想記事の繰り返しになるが、ゴロフキンには無造作にパンチをもらうという課題があるので、打たせずに打つアンドレ・ウォードのようなタイプとか、体格的に上回るポール・ウィリアムスのようなタイプが出てきたら面白い。個人的には、カネロよりも、エリスランディ・ララとやってほしい。

もう一つ課題があるとすれば、年齢。なんと私と同じ誕生日のGGGは、私より四半世紀遅れて生まれたので、来年35歳になる。比較的年齢層の高い中重量級とはいっても、30台後半になって力を維持するのは容易ではない。セルヒオ・マルティネスも、35歳を過ぎてめっきり老け込んだ。

WBC世界スーパーフライ級タイトルマッチ(9/10、米イングルウッド)
ローマン・ゴンサレス O 判定(3-0) X カルロス・クアドラス

私の採点は116-112ロマゴン。高柳さんが「New!」と聞いて「怪物敗れました」と絶叫してしまったのはご愛嬌としても、117-111がいて3-0判定ならロマゴン勝ち以外はありえない。

WOWOWの採点は両者帝拳ということに遠慮したのか、クアドラスを贔屓した判定を付けていたが、6ラウンドまではほぼロマゴンのラウンド。確かに空振りが多くいつもの追い上げがきかなかったロマゴンだが、クアドラスをロープにつめてクリーンヒットを奪っていた。いくらジャブ重視の北米とはいえ、クアドラスの逃げ足と逃げジャブにポイントはつけられない。

ところが7R以降、ロマゴンが急激に失速した。追い足が鈍ってパンチが出ないところをクアドラスに反転攻勢を受け、まともにパンチをもらっていた。このままラストラウンドまで進めば、ジャッジの2人くらいは引分けにつけるかもしれないと思っていたら、11R中盤以降クアドラスもいっぱいになってしまった。

ロマゴンがこれほど苦戦した最大の理由は、ウェイトだろう。ミニマム級から上がってきたボクサーはこのあたりが体力の限界のはずで、ロマゴンも体格に勝るクアドラスからダウンを奪うことはできなかった。ただ、これは当初から予想できたことで、今回の場合、これまで鉄壁だったディフェンスが破られたという意味は大きい。

つまり、同じように防御していたとしても、相手の体が大きくてパンチにパワーがあれば、ダメージは大きくなるという当り前といえば当り前の話である。それも、ハンドスピード重視で手打ちのクアドラスのパンチにあれだけ顔を腫らしてしまったということは、このクラスはちょっと厳しいとみるのが妥当ということになる。

ただし、今日の苦戦をみて、エストラーダやカシメロ(今日の英国の試合でKO防衛)が名乗りを挙げてくることは十分に考えられるし、フライ級に戻った方がロマゴン本人にとってもファンにとってもいいことのように思う。軽量級では仕方のないこととはいえ、相手が少しでも大きくなることでKOが難しくなるし、ロマゴンの魅力は一にも二にもKOなのである。

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プロフィール

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男性
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1957/04/08
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たくさん
自己紹介:
ハンドルは、足しげく通ったマカオの島から付けました。
当時から使っているので、昔の知り合いの方が分かるように引き続き使用しています。

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